幼い頃に母親が本の読み聞かせをしてくれたからか、ずっと読書が好きでした。学生時代には図書館司書の資格も取得したんです。就職する際にも是非、本に関わる仕事に就きたいと思い、全秦通商に入社しました。現在はブックセンターコスモ吉方店の文庫・新書部門の担当として、本の仕入れや販売などの部門全般に携わっています。
面白い本を世の中に
たくさん知ってもらうため、
自分なりの工夫を重ねています。
この仕事で楽しいのは、自分が読んで面白いと感じ、市場に広めたいと思った本が、陳列など工夫したことで売れた時ですね。最近で言えば、「博士の愛した数式」に自分で書いたコメントカードを付けて売り場の目立つところに多く陳列したのですが、売れ行きがずいぶん伸びて本当に嬉しかったですね。
年間を通じての売り場の最大のイベントは、出版大手3社が競合する「文庫の夏フェア」。毎年6月末から始まるのですが、期間中は入口近くに配置したり、ポスターを貼ったりコメントカードを付けたりして、限られたスペースで如何に売上を伸ばすかを考えてメンテナンスに明け暮れます。最も大変な時期ですが、その分、やりがいも大きく、このフェアが終わる8月末には達成感でいっぱいになります。
与えられたチャンスを活かして成長につなげる。
ポジティブな方には良い環境です。
また、売上向上のためには、売り場戦略だけでなく仕入れのタイミングも大切。ベストセラーや新刊のチェックは仕事上欠かせませんが、地方の場合は売れ始める時期が都市よりも2週間から2ヵ月程度遅れるので、そういった市場の情報にも敏感でなくてはいけません。売れ筋情報をもらさず把握しながら売り場戦略を考え、同時に仕入れ時期のタイミングも逃さない。この2点が売上の大きなポイントになります。それだけに、戦略を練り、工夫を凝らした結果が数値として出ると嬉しいですよ。好奇心旺盛な私。今後は、視野を広げるために、現在担当している文庫・新書だけでなく、単行本や実用書にも関わってみたいと考えています。







